2009年6月17日
「第四回ロハスデザイン大賞二〇〇九」が五月二十一日から二十四日まで、新宿御苑の広い芝生をステージに開催された。このイベントは地球環境保護と健康な生活を最優先し、人類と地球が共存共栄できる持続可能なライフスタイルを広めようというもで、今年のテーマは「ローカーボンスタイル」で低炭素社会へのチャレンジ。
会場では、地産地消のイベントとして、フードマイレージが小さく地球環境にやさしい、国内産の食料、特に地場産(東京産)が、他県産と並んで販売された。
この企画に毎回協力しているフレンチの巨匠・三国清三シェフが江戸東京野菜に注目、会場でフレンチにして来場者に試食してもらうというので、立川のウド農家・須崎雅義さんに無理を聞いてもらった。
当日はゲストとして招かれたが「江戸東京野菜とは・・」、からはじまって「東京うどはどんなところでつくるの・・」など、しばらくあって、シェフがウドをフレンチに仕上げた。皮をむいたウドとエビをさっとレアに湯がいて一枚のサラダ菜に乗せ、パリッと揚げたウドの皮をその上に、ソースはえび風味。これが来場者百人に振舞われた。
三国シェフは東京の農業を一年間取材した経験から九月には丸の内に江戸東京野菜を含め地場産を使う店をオープンしたいと、熱い思いを伺った。
東京の農家は、この思いにどう応えようか・・・